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昭和2年、今から80年前に岩手県公会堂は開館しました。設計者は佐藤功一博士。日比谷公会堂・東京市政会館(昭和4年に開館)の設計者でもあります。ふたつの公会堂は規模こそ違いますが、姿かたちが良く似た双児の兄弟のようなもの。近代から現代建築に変わる時期のアール・デコ様式の意匠をもつ建物です。
岩手県公会堂は、創建時から県会議事堂を併設した市民の集う場所として、また第2次大戦後も新時代の文化の殿堂として利用されてきました。創建当時そのままの外観、内部にも面影を残すこの建物には十分な歴史的価値があります。
さまざまな問題を抱えながらも、岩手県公会堂の新たな保存・活用が始まりました。最終的には創建時の輝かしい姿に復元改修され、時代に合った環境設備をもつ建物にする必要があります。そのためには、多くの市民の理解と協力のもとで活用されることが求められます。
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